自転車保険に加入する際、どこの自転車がいいのか迷うと思います。そこで、数ある自転車保険の中でも、とくにおすすめの自転車保険について比較してみます。
au損保「自転車向け保険 Bycle」
自転車保険で、まずおすすめなのが、au損保の自転車向け保険です。網羅されている内容や対象年齢など、トータル的に安心できる内容になっています。
au損保の自転車向け保険は、「自転車向け保険 Bycle」と「自転車向け保険Bycle Best」があり、さらに70~89歳までの方専用の「自転車保険Bycle S」があります。
大きな違いは、自転車向け保険 Bycleが自転車事故を含む交通事故全般を補償対象となるのに対し、自転車向け保険 Bycle Bestは日常生活やレジャーでの事故までが補償の対象となる点です。
趣味がサイクリングとか自転車レースなどという人におすすめの自転車保険です。
自転車事故の加害者になってしまった場合の個人賠償補償の保険金額は最低1億円で、最大では2億円(ゴールドコース)という十分な補償内容です。
死亡・後遺障害 は、300万円~400万円 入院給付金日額は、 4,000円~6,000円
通院給付金日額は、 シルバーとゴールドのみで、1,000円~2,000円
ただし、自転車に関わるケガの場合は、保険金が2倍になります。
また、示談代行サービスもついているので安心です。
自転車運転中の転倒、走行してきた自転車にはねられた等、自転車にかかわるケガであれば保険金が2倍になります。
自転車事故の場合の傷害補償は入院日額が12,000円、通院日額2,000円ととても厚い補償内容。手術の際には、入院中で12万円それ以外で6万円の手術保険金がついてきます。さらに3日以上の入院で4万円が入院一時金として支払われます。自転車でのケガの心配がある方には大変おすすめなプランです。
保険料は、最低月額370円からとリーズナブルな設定になっています。
付帯サービスで、自転車ロードサービスがついています。パンクや自転車の故障などで自力走行が困難な場合には24時間365日スタッフが駆けつけ、全国にある拠点から50km以内なら無料で指定場所へ搬送してくれるサービスです。専用スマホアプリ「自転車の日」を使うとGPSで位置を特定できるから要請もかんたんです。
インターネットで申し込みも可能で、年間一括払いで1ヶ月あたりの保険料が安くなります。
総合的な評価としては、補償内容が手厚く、お得なサービスもついているので、人気度も高い自転車保険です。
セブンイレブン「自転車向け保険」
コンビニで気軽に手続きできる点で人気なのが、セブンイレブンの「自転車保険」です。
セブンイレブンで加入できる「自転車保険」は、三井住友海上火災保険(株)が対応しているので、安心です。申し込みがセブンイレブンで、できるの手軽さが嬉しい点です。また、保険料もコンビニで、現金かnanacoで支払いできます。ただし、クレジット支払いには対応していません。
保険料は、一ヶ月あたりの金額は、個人向けのお1人様プランで333円、ご夫婦プランで436円、ご家族プランだと601円です。
補償額は、3億円。示談代行サービスもついており、対人対物用の自転車保険としては十分満足のできる内容です。
死亡・後遺障害 290万円
入院日額 4,000円
保険料が安く高い補償額がついている点で高い評価を得ています。
セブンイレブンの自転車保険のデメリットは、通院への補償がない点です。軽いケガの場合は通院することが多いので、通院補償がないのは、ややマイナス点です。
NTT ドコモ「ドコモサイクル保険」
ドコモ利用者ならドコモサイクル保険がおすすめです。
加入できるのは、ドコモユーザーでも、満18歳以上満70歳以下のdポイントクラブ会員でiモードもしくはspモードを契約している人に限られますが、加入方法はネットワーク暗証番号と生年月日を入力するだけなので、簡単です。
補償内容は、他社同様、本人型・夫婦型・家族型の3つの加入タイプがあります。
個人賠償責任補償は、5億円で、示談交渉サービスもあります。しかも、日本国内はもちろん海外で発生した事故も対象となります。
死亡・後遺障害に対する補償・・・最大550万 入院に対する補償・・・日額3,000円円
ただし、傷害保険は通院給付金がないタイプです。軽度の怪我の場合は通院が主流になるため、ややもの頼りないかもしれません。
保険料は、本人型で1ヶ月あたり440円。家族型だと1ヶ月あたり980円ですから、例えば、家族4人以上であれば、一人当たり245円なので、家族型にした方がお得です。また、支払いは毎月の携帯料金とまとめて保険料が支払いできるのは便利です。
気をつけたいのは、ドコモ携帯の契約者でなくなると、保険が失効する点です。当然といえば当然ですが、携帯を乗り換えする場合など、ついうっかりなんてことも多いので、注意しましょう。
まとめ
自転車保険を選ぶ際には、あらかじめ自分でなにを優先して選ぶかの規準を決めておくと良いでしょう。
項目としては、
・自分がどれくらいの補償を必要としているのか、で選ぶ
・加入申し込み手続きの簡潔さで選ぶ
・保険料の安さで選ぶ
などで絞り込んでおくことです。
たとえば、保険料の安さで選ぶなので、通院給付を不要として、家族4人なら家族型プランで申し込むといった具合に、です。あとは自分に必要な補償額がどれくらいかというのを予めシミュレートし、その範囲で選ぶのもいいと思います。とにかく、自分がなにを優先するかで、選ぶ自転車保険の内容も変わってきますので、事前にどれに比重を置くか明らかにしておきましょう。